監督 | レオ・ペン |
脚本 | スタンリー・ラルフ・ロス |
ゲストスター |
ドナルド・プレザンス 声:中村俊一 |
犯人の職業 | ワイン工場経営 |
被害者 | 弟/リック |
殺害方法 | 監禁の上、窒息させる |
カッシーニ・ワイナリーの経営者、エイドリアン・カッシーニ(ドナルド・プレザンス)が
3人の紳士をもてなす。
彼らはワイン協会の“マン・オブ・ザ・イヤー”にエイドリアンが選出された旨を伝えに来たのだ。
時を同じく年の離れた義母弟、リック・カッシーニ(ゲイリー・コンウェイ)もエイドリアンの書斎に現れる。
結婚すると言う理由で金の無心に来たのだ。エイドリアンは金を渡す。
直後、リックはワイナリーを売ると言い出した。リックはワイナリーの所有権を持ってる。
ワインに全てを捧げたエイドリアンがそれを許せるはずがない。込み上げる怒り。
彼はリックを殴り付けた。気絶するリック。エイドリアンは一先ずそのまま書斎を後にする…と、
そこには彼の秘書、カレン・フィールディング(ジュリー・ハリス)までもが日曜にもかかわらず職場にいた。
エイドリアンとカレンは客人と共にこれからN.Y.へ飛び立つ。その準備に出勤していたのだ。
慌てて彼女を追い払い客の応対に出るエイドリアン。
客が一足先に飛行場へ発つと彼はすぐさま書斎に戻る。
依然リックはのびたまま。彼を酒蔵に運び縛り付けて換気を止める。
そしてリックのフェラーリを隠すとエイドリアンは機上の人となった…。
コロンボのオフィスに1人の女性が訪ねて来た。婚約者が行方不明で何かあったに違いないと言う。
その思いつめた表情にコロンボは彼女の捜索要請を受け入れる。
やがてロスの海岸からダイバーの死体が発見された。名はリック・カッシーニ。
彼のもとに配達された手紙を頼りに、コロンボは彼の義兄が経営するワイナリーを訪ねる。