監督 | ハイ・アバーバック |
脚本 | ジャクソン・ギリス |
ゲストスター |
ロス・マーティン 声:西沢利明 |
犯人の職業 | 美術評論家 |
被害者 | 1. 叔父 /ランディ・マシューズ 2. 共犯者/トレイシー |
殺害方法 | 1. 射殺/2. 撲殺 |
キングストンは絵画収集家の富豪、叔父のマシューズを射殺する。
死亡推定時刻をずらすため死体へ電気モーフを掛けると邸内を荒らし、数々の名画の中から
ドガのパステル画2枚だけを額縁から丁寧に抜き出した。
その時、訪問者のベルの音。キングストンの愛人、美術学校での講義の時に知り合ったトレーシー
(ロザンナ・ハフマン)だ。キングストンはドガの絵を彼女に託し画廊のパーティーへと向かう。
一方、トレーシーはその場に留まり警備員の巡回を待つ。それは警備員に銃声を聞かせるという
キングストンの不在証明のための危険な仕事。同時にキングストンにとって
彼女が危険な証人となりうる事を意味する。
キングストンはドガの絵を彼女から引き取るとその場で共犯者を始末した。
だがこれで彼の犯罪が完結した訳ではない。莫大な叔父の遺産、すなわち絵画コレクションを相続する
叔父の元妻エドナを社会的に抹殺する必要がある。
叔父の顧問弁護士シンプソン(
ドン・アメチー)を言いくるめ、エドナ邸の家宅捜索を行うよう仕向けた。
そしてキングストンの狙い通り、ドガの絵2枚が発見されるが…。
衝撃(?)のクライマックスで視聴者を裏切らないシリーズ中でもトップ・クラスの作品。